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範宙遊泳の山本卓卓が「私の演劇」を見つめ直し「演劇になる」ためのソロプロジェクト「私は演劇のすべてを経験し、演劇そのものになりたいのだ。そのために、やっぱり一回ぜんぶ自分でやろうと思った」古典落語の『らくだ』をモチーフに現代の上下関係(上司と部下)へと置き換える。上から下への力の構造を暴き、物語の途中で上下を反転させることで、人間の持つ愚かな暴力の連鎖と現代社会の不確かさを描く。かといってタッチは
都会の雑居ビルの地底で暮らす、人間と妖精の混血児である「地底妖精」が主人公。「地底妖精」はマッサージ師のモグラに養われている。モグラの営むマッサージ店に迷い込んだ女性や、女児たちの少女マンガについての会話などを交えながら物語は進行し、「地底妖精」は抑圧された己の欲望を解放する。変態的な自作自演の映像作品で注目される現代美術家の高田冬彦氏が舞台美術を担当。
本作『ストリーム』は、コロナ下で起こった時間感覚の変化をテーマに制作された三部作『Sign』『Cue』『Out』のスピンオフとして、2020年から現在までの出来事を元にした、捩子のモノローグで構成されたソロ作品です。芸術活動、仕事、病、子育て、戦争、経済、死、ダンス…コロナだけではない、私たちの日常と生に並走する様々な“with-ウィズ”について話すことからパフォーマンスを立ち上げます。