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40歳を超えて定職につかない独身の男「正」がアパートの一室に独立国を作る。そのアパートの家賃は年老いた母親の年金生活で賄われている。「ガイド」と呼ばれる男に導かれ、日本からの亡命を試みる兄妹と「正」の母親が、その独立国を訪ねる。アパートの隣の部屋には、騒音に近い音楽を聴きながら洗濯物を干す女が住む。彼らは自らの領土を主張しながら、奇妙な同居生活を始める。日本人独特の親子のつながりや登場人物たちの孤
【Story】<路地>を、管理されることのない空間、不合理なるものの迷宮、過去への奥行き、そしてアジアへの通路として捉え、俳優たちが路地を構成し、路地を歩行します。M1 「標本迷路」 M2 「地図」 M3 「可笑シテタマラン」 M4 「海図」 M5 「おかえり」 M6 「鍍金工」 M7 「金魚」 M8 「地球は回る、眼が回る」 M9 「木製機械」 M10 「かか・とこ」【Note
初の海外ツアー作品。イギリスのカーディフで世界初演を果たし、ロンドン、北米ポートランド、ニューヨークを巡って、東京と大阪で凱旋公演をした。本編は、ニューヨーク、ジャパンソサエティ上演時の記録。当時の指輪ホテルは、女性パフォーマーのみで構成される作品群が多く、死生観、社会観、世界観のあり方を、女性の生活史を通して提示していた。観客には、「Mean Girls!」や「Stunning!」と声をかけられ
2008年の初演以降、全国各地で上演され続けている柴幸男の代表作でありマスターピース。《歩く》ことから浮かび上がる一人の女性の「はじめの一歩」から「さいごの一歩」までを、数人の俳優が入れ代わりながら歩き続け演じていく。本映像は、2011年に上演された横浜赤レンガ倉庫での公演を収録。
関西小劇場を支え、数多くの劇団を世に送り出してきた中島陸郎さん。そんな中島さんとゆかりのある4人の劇作家たちが、中島さんへのオマージュとして書き下ろした短編戯曲を40名以上の男女が演じます。演劇プロデューサーであると同時に、詩人でもあり、劇作家でもあった中島さん自身の言葉も盛り込んで、「人間・中島陸郎像」に迫ります。