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2007年に旗揚げ準備公演でスタートした『虚構の劇団』の解散公演として上演した『日本人のへそ』(作:井上ひさし、演出:鴻上尚史)吃音症患者を集めた治療劇として、浅草のストリッパー、ヘレン天津の半生を劇中劇で描き、そこから物語は二転三転していく。井上ひさしさんの若い才気とエネルギーに満ちあふれたデビュー作に、虚構の劇団の総力を上げて、真正面から取り組んだ意欲作。
2030年、リニアモーターカーに素通りされるとある田舎、鹿神村。10年ぶりに再会したのは、2020年東京オリンピック、男子カバディ日本代表チーム「鹿神SEVEN」の面々だった。11年前の夏、カバディがオリンピック正式種目になると聞き、冴えない人生に奇跡を起こすため一念発起、見事日本代表となって当時の話題をさらった彼ら。田舎から飛び出した奇跡のチームとして一躍人気者になったものの、結果は惨敗。日本中
劇団鹿殺し 15周年記念公演
時は戦乱の世。幾多の武将が名を馳せる中、月見草のように闇に咲く名も無き侍たちがいた。強さとは何か?死ぬべき時はいつか?生きる意味とは?はぐれ雲に問い続ける刃の光。流れた血のあとに、月の涙が零れ落ちる。合戦の騒乱を生バンドに乗せ、足軽が管楽器を吹く。嘆きのギター、進軍のベース、生きる鼓動がドラムに乗り移る。劇団鹿殺しが挑む「新世代パンク時代劇」参上!