2009年、舘そらみと慶應義塾大学内演劇サークルのメンバーを中心に発足。「人間の孤独」に焦点をあて、たっぷりとした愛情表現で人間を描く。持ち味は少しずれた畳み掛け会話と、軽やかにリアルを切り取る台詞術。新聞にその作風は「徹底的に無責任で刹那的」と評された。劇場での公演以外に、住空間で公演する「のぞき見公演」や観客を巻き込む「巻き込まれ演劇」など多くのジャンルにチャレンジを重ねた。
2016年を最後に、活動を休止。
2021年より、「誰もが名乗れるオープン屋号」として、劇団名のオープン化予定。
放浪生活を続ける作演出の実体験を元に作られた、異国の密室劇。学生時代に行った初演が好評を博し、4度目の再演。中東の安宿を舞台に、バックパッカーたちが集う。青年団の冒険王を彷彿とさせるが、舞台はその数十年後。あり得なく見えて、ものすごくあり得る話。パスポートを申請して、飛行機の切符を買って、成田エクスプレスに乗って。そしたら着いた。マジで着いた。バザールが立ち並び、街中には水パイプの香り。笑顔でよっ
罪を犯した女の一生を辿る、滑稽ながら切ない怪作。現在活動休止中のガレキの太鼓が、「女だらけの人間賛歌」と銘打って行った。旗揚げ2年目で、口コミサイト全国4位に躍進した代表作の、再演。アゴラ劇場の前を、キャンセル待ちが長い列を作った。肩を震わせ泣いたあの子の、人生の物語ひざまずいて許しを乞えば、どこから始められるだろう私が何かをやったとて、誰に関係なんぞあるあなたが何かをやったとて、私の目には入らな