1996年から2007年までの11年間活動した劇団「南船北馬一団」から、棚瀬美幸の演劇ユニットとしての「南船北馬」へと移行。
2009年10月に「それでもワタシは空をみる」で再出航公演を行う。同作品が2011年11月には上海国際現代劇フェスティバルに招聘され中国・上海でも公演。
2020年に大阪から沖縄県石垣市へ拠点を移す。
姉妹の実家の階段。女教師の職場である中学校の階段。母親を預けた老人ホームの階段。階段を舞台に繰り広げられるアラフォー女性の物語。一度は家を出て再び出戻った母親に似ている姉と、家を守ることだけに人生を捧げた父親似の妹。二人の間の確執は、母親の介護とともに深くなる。教師の仕事に熱中するあまり婚期を逃した女性と、義理母の介護と娘の登校拒否で教師の仕事がままならなくなっている女性。二人の教師の交流と相容れ
「何らかの社会的マイノリティーや、多数派から疎外される要因を抱えながらも、自己や他者を肯定し生きる人」を募っての公演。ソートン・ワイルダーの「わが町」を踏まえ、出演者の経験を織り交ぜたエピソードを積みあげ、日常の裏に潜む社会の冷酷さ、潜在的な差別意識、人間の生の儚さと弱さを、何気ない生活の断片から、日常の裏に潜む冷酷さを表出させた作品。
