コロナ禍に発足した「黒い犬」は、非常事態だからこそハッキリと見えてくる、社会や人々が抱える問題に焦点を当てながら、人間と共に暮らす犬の姿をかりて「寓意劇」を創作し、楽しみながら社会のあり方を考える演劇プロジェクト(群れ)です。参加メンバーは、赤星マサノリ、笠井友仁、岸本昌也、くるみざわしん、サカイヒロト、坂口修一、澤田誠、若旦那家康。
数々の戯曲賞で受賞歴を持つ気鋭の劇作家くるみざわしんの新作。人間のいなくなった犬の街にそびえ立つ直径300mの観覧車がある日動き始める。ゴンドラに飛び乗った4匹の犬たちによるほとばしる主張のぶつけ合い。悲しくも滑稽で美しい寓話劇。文化庁芸術祭演劇部門優秀賞を受賞した笠井 友仁による照明・演出、サカイヒロトによる映像・舞台美術、岸本昌也によるビジュアルデザインなどメンバーによるスタッフワークも見どこ
ある日突如広がり始めた「犬だけがかかる謎の病」を通して、感染と恐怖、排除と連帯をめぐる社会の縮図を描く。声と言葉だけで紡がれる寓話的世界が、観客の想像力に問いかける。音による臨場感と想像力で、不安と希望の狭間を描く朗読劇。コロナ禍で様々な制約が生まれた状況で上演を可能にするためにメンバーだけで受付やテクニカルスタッフも兼任したミニマルな公演。
