2018年旗揚げ。竹田モモコ主宰の一人演劇ユニット。 竹田の出身地、高知県土佐清水市の方言『幡多弁』によるコントや会話劇を発表しています。 『ばぶれる』とはだだをこねてあばれる。『りぐる』とはこだわる。という意味。 普遍的な悩みや葛藤を扱いつつも印象はライト。おもわず笑ってしまう劇作を得意とする。日々がんばる大人のための演劇を目指す。
舞台は小さな港町の元スナック。数年前に店をたたみ今はもう夜の色香のかけらもなく、家庭が侵食してきている。長年ここを営んできた富澤家の母、三江が急逝して3日がたった。その母がいなくなった今、元「スナックみつ江」とお互いにへち(そっぽ)をむいた家族三人が残された。そこへ訪ねてきた「理恵」。理恵が語る「三江」は、家族の知る母とはまるで違っていた前代未聞のマイナー方言「幡多弁」で、家族という「がわ」だけが