舞台は小さな港町の元スナック。
数年前に店をたたみ今はもう夜の色香のかけらもなく、家庭が侵食してきている。
長年ここを営んできた富澤家の母、三江が急逝して3日がたった。
その母がいなくなった今、元「スナックみつ江」とお互いにへち(そっぽ)をむいた家族三人が残された。
そこへ訪ねてきた「理恵」。
理恵が語る「三江」は、家族の知る母とはまるで違っていた
前代未聞のマイナー方言「幡多弁」で、家族という「がわ」だけが残された富澤家の初七日までを描く。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
オンデマンド配信。事前に会員登録が必要です。(月額1,045円)
2018年旗揚げ。竹田モモコ主宰の一人演劇ユニット。
竹田の出身地、高知県土佐清水市の方言『幡多弁』によるコントや会話劇を発表しています。
『ばぶれる』とはだだをこねてあばれる。『りぐる』とはこだわる。という意味。
普遍的な悩みや葛藤を扱いつつも印象はライト。おもわず笑ってしまう劇作を得意とする。日々がんばる大人のための演劇を目指す。