舞踏家。1968年、土方巽「肉体の叛乱」を観る。1971年、「単独処女舞踏会」(高円寺会館 / 現 座・高円寺)より独舞踏自主公演を開始。1973年、大野一雄に師事。1992年、第23回舞踊批評家協会賞を師・大野一雄と同時受賞。これまでに数多くの独舞踏自主公演を意欲的に行なう。シリーズ「光と闇の教室」「重力の都」「素型原寸 考」「パンドラの柳行李」など。プロデュース企画などへのソロ出品多数。2011年10月、キャリア40周年記念独舞「舞踏よりの召喚」(座・高円寺)。2023年、コロナ禍で延期していたキャリア50周年記念独舞「衰微象」を52周年として上演。
「コノ作品チョッとヤバいかもしれない。構成上「全裸」の景を置いた。完全な「真っ裸」、ものの勢でそのような仕儀と相成ったが、草月ホールに迷惑係らなくて「ホッ!」とだったかもしれない、イヤそんな事すら考えていなかったろう。今にして憶えばの話。」(武内)武内靖彦独舞集成・踏業22周年記念リサイタル。40周年には、同じく「舞踏よりの召喚」と銘打って記念リサイタルを開催した。
―もし、「舞踏」が舞台の上に現前だか、顕現だか、降臨だかしたならば喝采。未だかって、そのような舞踏の神が微笑んだ舞台にお目にかかった事はないけれど、こちらも手をこまねいている時間はない。神が愚図るようであれば、引きずり出すなり、燻り出すなりし、たとえ歪んでいようとも微笑んでもらはねばなるまい、それが舞踏への返礼というヤツだ。―プログラムより1971年に初の独舞踏公演を開いたその同じ場所で(当時は高