「コノ作品チョッとヤバいかもしれない。構成上「全裸」の景を置いた。完全な「真っ裸」、ものの勢でそのような仕儀と相成ったが、草月ホールに迷惑係らなくて「ホッ!」とだったかもしれない、イヤそんな事すら考えていなかったろう。今にして憶えばの話。」(武内)
武内靖彦独舞集成・踏業22周年記念リサイタル。40周年には、同じく「舞踏よりの召喚」と銘打って記念リサイタルを開催した。
舞踏家。1968年、土方巽「肉体の叛乱」を観る。1971年、「単独処女舞踏会」(高円寺会館 / 現 座・高円寺)より独舞踏自主公演を開始。1973年、大野一雄に師事。1992年、第23回舞踊批評家協会賞を師・大野一雄と同時受賞。これまでに数多くの独舞踏自主公演を意欲的に行なう。シリーズ「光と闇の教室」「重力の都」「素型原寸 考」「パンドラの柳行李」など。プロデュース企画などへのソロ出品多数。2011年10月、キャリア40周年記念独舞「舞踏よりの召喚」(座・高円寺)。2023年、コロナ禍で延期していたキャリア50周年記念独舞「衰微象」を52周年として上演。