「家庭と演劇の両立」を目指し、2017年に結成。旗揚げ公演から現在まで17〜18歳以下のチケット代金を無料に設定し、0歳児から観劇可能に。メンバーの町田マリーが書くオリジナルの脚本は、育児や介護、派遣労働など実体験に基づいた大人向けのストーリーながら、なぜか大人だけでなく赤ちゃんや子どもも飽きずに笑っていられる新しい演劇を提案している。その他メンバーは中込佐知子、高野ゆらこ、炎。
とある町の外れにあるおもちゃリサイクル工場。いつもの社員と派遣パートの女達が働く部署に、お仕事マッチングアプリに登録したばかりの68歳の男が初めて仕事に来る。「おもちゃが一つ足りない」という些細な事件をきっかけに隠れていたそれぞれの心の中がみえてきて...。音楽やダンスも取り入れて客席と一体になる今作は子どもの心も掴み大人の心にも響く。人々の日々の営みをユーモアたっぷりに描いた、パショパショ流プロ
5周年記念公演として、劇団「iaku」の劇作家・横山拓也氏の代表作『人の気も知らないで』と町田マリーのオリジナル戯曲『かぞくららばい』を二本立て上演した作品。『人の気も知らないで』は全編大阪弁の小気味のいい会話劇。今作では設定を屋外に変え、満開の桜の木の下で同僚三人の女性がそれぞれの立場から議論する。『かぞくららばい』は、子育て、介護、夫婦、母への思いなど家族を取り巻くあらゆることをさりげなく散り