5周年記念公演として、劇団「iaku」の劇作家・横山拓也氏の代表作『人の気も知らないで』と町田マリーのオリジナル戯曲『かぞくららばい』を二本立て上演した作品。
『人の気も知らないで』は全編大阪弁の小気味のいい会話劇。今作では設定を屋外に変え、満開の桜の木の下で同僚三人の女性がそれぞれの立場から議論する。
『かぞくららばい』は、子育て、介護、夫婦、母への思いなど家族を取り巻くあらゆることをさりげなく散りばめた町田マリー渾身の音楽劇。生演奏もあり、ポップで温かくも切ない作品。
「家庭と演劇の両立」を目指し、2017年に結成。旗揚げ公演から現在まで17〜18歳以下のチケット代金を無料に設定し、0歳児から観劇可能に。なぜか子どもや赤ちゃんも一緒に楽しめる、大人のための演劇を創作している。