とある町の外れにあるおもちゃリサイクル工場。いつもの社員と派遣パートの女達が働く部署に、お仕事マッチングアプリに登録したばかりの68歳の男が初めて仕事に来る。
「おもちゃが一つ足りない」という些細な事件をきっかけに隠れていたそれぞれの心の中がみえてきて...。
音楽やダンスも取り入れて客席と一体になる今作は子どもの心も掴み大人の心にも響く。人々の日々の営みをユーモアたっぷりに描いた、パショパショ流プロレタリア劇。
「家庭と演劇の両立」を目指し、2017年に結成。旗揚げ公演から現在まで17〜18歳以下のチケット代金を無料に設定し、0歳児から観劇可能に。なぜか子どもや赤ちゃんも一緒に楽しめる、大人のための演劇を創作している。