1987年11月29日 北の海の上空で大韓航空機が爆破された。ソウル・オリンピックを翌年に控えた韓国をはじめ、東アジア各国は騒然となった。翌年1月15日 韓国国家安全企画部は捜査結果を発表、金正日書記の指示に基づいて行った北朝鮮による爆破テロであると断定した。爆弾をセットしたのは「ハチヤ」と名乗る初老の男と「真由美」を名乗る若い娘。親子のようにも見える二人連れだった。記者会見では「真由美」こと金賢
ブレヒトルネッサンス
劇団創立20周年記念公演。明治初年、「お江戸」から「東京」と名がかわった品川の宿。泣く子も黙る大悪党、剃刀左平次を真ん中に、泥棒と乞食と娼婦たちがくりひろげる三つ巴の仁義なき戦い。「金」と「セックス」の栄光をもとめて、最後に笑う者はいったい誰か?黒色テント「ブレヒトルネッサンス」第一弾。