松下洸平主演、戦時下、音楽を通じて絆を結んだ人々の葛藤と夢を描いた、上海を舞台に繰り広げられるドラマティックな群像劇。激動の歴史の渦の中、音楽で響きあう人々の情熱を、高い歌唱力と演技力のキャスト陣が熱演、服部良一の楽曲を始め、当時の名曲も堪能できる絢爛豪華な音楽劇
KERA・MAP『キネマと恋人』(2016、2019年)の舞台となった“梟島(ふくろうじま)”を舞台に描かれる、まったく新たなストーリー。静かで穏やかな暮らしの中で描かれる、“小津作品”への憧憬のような、KERA作品史上、“異色作”。
2000年に旗揚げし、わずか3年で3000人の動員を記録し、結成5周年の今作で本多劇場を初占拠した毛皮族による、奇行乱行愚行の限りを尽くした威勢よすぎのネオアングラ演劇?! 2005年作品。柏木と安田、ふたりの若者の懺悔録。銭源氏と名乗って遊女と戯れ、ホステスに貢がせた金で豪遊している安田だが、実は借金苦で身も心も崩壊寸前。一方「笑い」に目覚めた柏木は、世界を救うコメディアンを目指すが、自身の才
毛皮族10周年記念公演として2010年に制作。第55回岸田國士戯曲賞最終候補作。爆裂する生きる不条理。隣家からヘタクソなハレルヤ合唱が聞こえてくるクリスマス間近の冬の日。薄着のジェシカが舐めているアイスの棒にハワイ旅行当選の文字が浮かぶ。同じ街にはうっかり妻と呼ばれるうっかりしてばかりの女とその夫が印刷所を営んでいる。2人は貧しい暮らしに苦渋をなめる日々。森田と言う気の弱い男は言う事の聞かない妻を
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椿組2024年夏・花園神社野外劇
1979年(45年前)中上健次・外波山文明 共に33歳の時に、意気投合し書き下ろした中上唯一の戯曲「かなかぬち」健次没後33年経て、ここに上演決定!『火の物語』が花園の地に再び燃え上がる。時は南北朝、楠正成と呼ばれた悪党(鉄男)を巡る姉妹と母の物語。山賊や芸能集団をも巻き込んだ一大叙事詩。花園境内の土の上で繰り広げられるこれぞ野外劇!