松下洸平主演、戦時下、音楽を通じて絆を結んだ人々の葛藤と夢を描いた、上海を舞台に繰り広げられるドラマティックな群像劇。激動の歴史の渦の中、音楽で響きあう人々の情熱を、高い歌唱力と演技力のキャスト陣が熱演、服部良一の楽曲を始め、当時の名曲も堪能できる絢爛豪華な音楽劇
俳優、ミュージシャン、クリエイターなど幅広いジャンルのマネジメントと、舞台制作、音楽制作、映像制作の3つの柱を中心に展開する芸能プロダクション。
舞台製作では企画から宣伝、運営まで一貫して自社で行い、多彩なキャスティングによって小劇場からミュージカルまで多種多様な舞台を製作している。
2008年から劇団ナイロン100℃の公演製作およびケラリーノ・サンドロヴィッチのマネジメント業務を担う。
2011年から東京・渋谷にて劇場・CBGKシブゲキ!! を運営している。
KERA CROSS 第6弾
ケラリーノ・サンドロヴィッチの過去戯曲を才気溢れる演出家たちが異なる味わいで新たに創り上げる連続上演シリーズ・KERA CROSS第6弾。善意がもたらす悲劇。クリスマスの夜、パーティーの計画を練る兄弟。楽しい一夜になるはずが、兄弟の家に集まった人々の抱えていた「秘密」がその心を離れた時、そこから生まれてくる全ての感情が彼らを破滅へと導いていく。ナイロン100℃で2度上演された「失う」ことを正面から
劇作家・演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)が書き下ろし。高度経済成長前夜の、パワーを内包し、どこか不穏でノスタルジックな昭和32年の東京・新宿。混沌とした時代、軽演劇の劇団「三角座」を舞台に喜劇人と彼らを取り巻く人々が織りなす、哀しくて可笑しい群像劇。
同じ刻(とき)に生を受けた兄弟がいた。兄は父を愛し、弟も父を愛した。兄は母を知らず、弟も母を知らない。兄は黒闇の先に光を求め、弟は白光の中で闇を恐れた。1994年、長崎。信谷大地(風間杜夫)は、真珠の加工・販売会社を経営していた。長男・勇(松下優也)は高校卒業後、職を転々とし落ち着かない。大地は大学へ進学のため東京へ出た双子の弟・光(平間壮一)に大きな期待を寄せていた。勇は恋人・花苗(清水くるみ)
昭和38年(1963年)、秋の東京。オリンピア・スターパークは、アジア圏初のオリンピックとして、国を挙げて準備に余念のない東京五輪に合わせ建設されたホテルも備えた複合娯楽施設。12月の開館を前に、施設の宣伝のためにプレ・オープン・パーティは行われていた。しかし、この施設の施主だった実業家・諸星光作(山崎一)は既にこの世にいない。その遺志を継ぎ、娘・瞳(小池栄子)が切り盛りしており、瞳のいとこ・丸山