派兵先の戦場で地雷原を歩き続ける二人の自衛官、親分の命令で屋敷の庭を守る地雷を入手する旅に出たヤクザ、地雷撤去に憧れを抱く義足の女の「冒険」、地雷製造会社で働く父親と家族の日常、セントラルパークに埋められた地雷に翻弄されるNY市警の警官たち、地雷に囲まれ、村から追われた難民の物語……。「地雷」をめぐる様々な物語が交錯する。名前を変え形を変え世界中に存在する子供達の遊び「だるまさんがころんだ」が、い
1987年11月29日 北の海の上空で大韓航空機が爆破された。ソウル・オリンピックを翌年に控えた韓国をはじめ、東アジア各国は騒然となった。翌年1月15日 韓国国家安全企画部は捜査結果を発表、金正日書記の指示に基づいて行った北朝鮮による爆破テロであると断定した。爆弾をセットしたのは「ハチヤ」と名乗る初老の男と「真由美」を名乗る若い娘。親子のようにも見える二人連れだった。記者会見では「真由美」こと金賢
海の向こうには、もうひとりの自分がいる。彼方に戦場を臨む海。国境を越え、時代を越え、鯨捕りたちの新たな旅が始まる!捕鯨漁をする南の島ラマレラに、日本兵が流れ着く。日本語、英語、インドネシア語の台詞が激しく飛び交う「くじら獲り」を通じて、日本兵たちはその島の人々に自分自身を見出していく。「揺れ動く世界の動向をよそに、私たちはユートピアを作った」
世界一小さな舞台空間から発信する「超演劇」。演劇を再生させる圧倒的「事件」。これは発明なんだ今も誰かがあの屋根裏に立て籠もっているそう考えただけでもう一日生きてみようかと思うことができるそういう発明なんだ初演以降、国内外でのツアーを数多く実施。海外では、ニューヨーク・パリ・ローマ・ウィーン・シビウ・フランクフルト・ブカレスト・ピッツバーグ・マイアミ・ソフィア・ヤルタ・テルニ等で上演している。また、