相愛橋のある横丁で傘屋を営む「おちょこ」は修理を頼みに来た客の「石川カナ」に恋をした。いつか彼女に「メリー・ポピンズの傘を持たせる」という夢を描きながらロマンチックな気分にひたるおちょこだが、瀕死の状態のところをおちょこに助けられて以来、傘屋に居候している檜垣は、カナがかつて人気歌手の子どもを産んだ挙句にショッキングな出来事を引き起こした張本人だと気づく。カナをめぐって次々と湧き上がる謎。おちょこ
COCOON PRODUCTION 2021
干拓事業の賛否に揺れる諫早湾の現実に絶望して町を去り、都会の片隅のブリキ店で暮らす蛍一(磯村勇斗)。店主の静雄(風間杜夫)は、まだらボケの詩人。ある時、詩人を先生と呼ぶ、実はさぐり屋のしらない二郎(岡田義徳)が現れる。その依頼主は月影小夜子(愛希れいか)。「ヒトか魚か分からぬコ」と呼ばれるやすみ(宮沢りえ)も、ある約束を果たしに現れる。彼女の足には、一条のきらめくものがはりついていて──。
新宿梁山泊、テント旗揚げ公演。
「氷いちご」にスプーンをさし入れる時の、サクリとした音まで聞こえる。そんな小さな気配を呼び寄せなければこわれてしまうもろい世界、かと思うと、吹雪吹き荒れる満州の荒野、物語を横切る老人乞食の群れ、そして哀しみの地平を埋め尽くす雪子のガラス玉、この作品は存在するものと、しないもの、つまり現実と非現実の融合の物語です。(唐十郎)
夢の中に出てきそうなどこかの街の片隅に、蝶を入れたガラスケースを磨きながらひっそりと暮らす美しい女性「あげは」がいる。あげはと流れ者の青年「ヒカル」との恋物語を軸に、多様な人間模様が展開する。男は帰るべき場所を求め、女はひたすら帰らぬ男を待つのだった。
新宿梁山泊旗揚げ公演
1986年26歳にて岸田國士戯曲賞を受賞した川村毅による、翌1987年の新作『フリークス』はPARCO劇場提携により、パルコ・スペースパート3にて初演。翌88年ザ・スズナリにてDAISAN EROTICA Festivalと銘打ち、最新作『フリークス」と旧作『コックサッカー・ブルース』を同時上演。
