日本の現代演劇ポスターデジタル化プロジェクト2023
150点の現代演劇公演のポスターをアーカイブ。公演のキービジュアルがデジタル展開され難い、1960年代から80年代を中心に、紙で現存するポスターをデジタル化。ポスターのセレクションは、1960年代以降の舞台芸術系のポスターを収集・保存、これまでも研究や数々の展覧会に協力する等、演劇公演のポスターに造詣が深い、ポスターハリス・カンパニー社代表の笹目浩之氏が担当。
泉の辺りで休む旅芸人、二人。名前はおかめとひょっとこ。どうやら道に迷ったようだ。ひょっとこは知恵おくれのおかめに愛想をつかして別れたがっている。おかめはどこまでもついていくと言う。 旅に疲れたひょっとこは人形を取り出し、物語をはじめる。 アジアのどこか。日本のどこか。南の島。泉の辺りでクリーニング屋を営む三姉妹とその弟の物語。
椿組2013年夏・南木曽公演野外劇
1979年初演。中上健次が33歳の脂の載った時に外波山文明(33歳)と出会い産まれた彼唯一の戯曲作品である。時は南北朝時代。日本の権力は北朝(京都=武家方)と南朝(吉野=宮方)とに別れ内乱状態が続いていた。 その南朝・吉野から、さらに山深く入った熊野の山に「かなかぬち」と呼ばれる鉄の男が、女とその手下達と一緒に暮らしていた。そこへ母を訪ねて旅をしながら彷徨う幼い姉弟。流浪の芸能集団。「かなかぬち」