第三舞台が、1994年に天王洲アイルアートスフィアで上演した作品を収録。たくさんの小集団が潜伏し、団結し、流血し、誰が的で誰が味方かわからない、「もうひとつの日本」。ネット上で密やかに流される「スナフキンの手紙」。美少女アイドルを巡って、日本政府軍と「正しい闘い」を繰り広げる人々のゆくえを描いた、第39回岸田戯曲賞受賞作品。
ストラヴィンスキーの「春の祭典」やラヴェルの「ボレロ」など、数々の名曲に挑み独特の音楽世界をダンス作品として発表してきた平山素子が、劇作家シェイクスピアが残した言葉や劇世界をモチーフに、初めて本格的な演劇的ダンス作品として2015年に発表した『POISON~シェイクスピアを喰らう~』から4年。俳優の河内大和ら初演メンバーに加え、ダンス集団TABATHAの四戸由香、Noism退団後初舞台となる中川賢
