「Caddy! Caddy! Caddy!」は、フォークナーの小説『響と怒り』、『アブサロム、アブサロム!』、短編小説『エミリーへのバラ』の抽象的な描写を題材にしたライブサウンドスコアとダイナミックなインスタレーションを伴う作品です。ダンスは、閉塞感、束縛、悲しみ、孤独、勇気を表現します。最終的には、ステージが無数の光の色の糸が空間に広がる息をのむようなフィナーレへと展開します。シンプルな照明の変
1999年からOguriとその妻Roxanneが続けているシリーズ「Flower of the Season」。その一環として上演されたOguriのソロ作品で、30年来のコラボレーターである作曲家のポール・チャベスも生で音風景をつくりだした。プログラムノートにはポール・ボウルズの言葉、「あと何回満月を眺めるか? せいぜい20回だろう。人は無限の機会があると思い込んでいる」が引用されていた。
Oguriが1991年に米国ロサンゼルスに移住して最初の独舞公演。当初『無題』だったが運営側からの希望で、その場でタイトルを決めた。この時音響を担った作曲家Paul Chavezとは現在も共演が続いている。公演場所のLos Angeles Contemporary Exhibitions (LACE)は治安状態最悪なダウンタウン端にある先鋭的な前衛芸術の表現の場。煉瓦造りの建物は有刺鉄線で幾重にも