旧約聖書に登場する「バベルの塔」では同じ言葉を話す人々が知恵を出し合い、人類が団結できる一つの象徴 "ジッグラト"(高い塔)を皆でつくろうと語られている。だが、完成間近になると、雲の上から大きな力が降り注ぎ、一つだった言語がバラバラとなる。意思疎通が出来なくなった人々は、世界各地に離散し、今の世界が出来上がっていったそう。そんな物語を和楽器、舞踊、演劇を使って再創造する。
山田純平の祖父が生前に語った戦争体験をもとに、語り(役者)・音楽(和太鼓、邦楽器、唄)・振付と、様々な舞台演出の手法を用いて創作した和太鼓音楽劇。演者の全身全霊のパフォーマンスが、ラバウルの激戦地での壮絶な出来事とリンクして、太鼓の深い響きは「生命ノ音」として客席に迫る。参考文献:「歩兵第229連隊戦友会ラバウルの思い出」
