芸能は、自分一人で楽しむだけでは発展しません。より多くの人に伝えようとすることで、喜びを分かち合い厳しく切磋琢磨してきました。先人たちが受け継いできた歴史の重みを改めてかみしめるとともに今後の沖縄芸能を担う人々にとって、「沖芸連の日」が励みになるように、公演いたしました。◇古典音楽斉唱かぎやで風節(かぎやでふうぶし)ごえん節(ごえんぶし)揚作田節(あぎちくてんぶし)◇舞踊 「長者の大主」タノムゾ節
本島北部国頭村辺土名のハンドー小という娘の悲恋物語。ある日ハンドー小は台風で遭難した伊江島の島村家の男・加那の世話をする事になる。そのうち二人はお互いに心を通わせる深い仲になっていく。ところが加那には伊江島に妻がいた。迎えに来た妻に連れ戻される加那は、ハンドー小には何も言わずに帰ってしまう。互いに愛を誓いあった加那に心変わりがあるはずがないと信じているハンドー小は、従妹のマチー小と船頭主の取り計ら