さいたまゴールド・シアター第7回公演
舞台は、東日本大震災から6年が経った福島。避難指示区域では、イノシシが我がもの顔に出没するようになっていた。添田家では、ある日長男の学がイノシシに襲われた。それを助けたのが復興本社に勤めるハタヤマ。学の父・添田良二はハタヤマに感謝したいと家に招き、ハタヤマの固辞にもかかわらず、妻のパエリアをご馳走することに拘る。一方、線路が見える丘の上には、毎日、若い男がやってきていた。線路も駅も流されたあの日、
内田健司が作・演出を担当。震災がテーマとなる話で、劇作にあたり福島県を訪れ取材も実施。“震災という社会的事象に対して舞台芸術関係者はどのような「アクション」をとれるのか。「~しましょう」と行動を強いるのではなく、伝えたい心を舞台上で表現として届けるなかで観客が感じとるものを「アクション」とすることを望み、タイトルやストーリーを明かさずに公演を行った。
コロナ禍に入り、リモート演劇公演の配信企画を実施。コロナ禍で明るい話を上演してもしらじらしくなってしまう。思いきって悪党を主役にしてみようと、戯曲は『リチャード三世』を選択。全11話で毎週公開した。俳優それぞれの芝居が注目を浴びたほか、全員が一度も会わずにリモートで撮影を行ったことや、シェイクスピア戯曲のような古典を連続ドラマ化したことなど、発想の斬新さも話題となった。
コロナ渦で閉鎖した彩の国さいたま芸術劇場の稽古場を舞台に、1回限りの本番をワンカット撮影し配信を実施。主人公の最初の台詞「そのうち次の年に僕が死ぬ番になっていた」などの印象的なフレーズ、またこの戯曲の特徴である大量のモノローグ、登場人物たちが感じる孤独や苛立つ姿はやがて、未曾有のパンデミックの最中稽古場に集まった演劇人たちと重なっていく。"演劇が立ち上がるさま"本公演のドキュメンタリー映像も作成・
前作「リチャード三世」の前日譚として、シェイクスピアの処女作にして長編大作の『ヘンリー六世』を制作。期間はおよそ10か月、総勢約30名の俳優が大作歴史劇に挑んだ。コロナ禍の今、届けたいシェイクスピア作品は、“誰でも、いつでも、何度でも、無料で観られる”スタイルで実施することが最適と判断し、クラウドファンディングを実施。無料配信を実現した。
進路に悩む美大生、僚太、朝利、板垣。三人はひょんなことから、1908年のウィーンにタイムスリップしてしまう。そこで出会ったのは、ウィーン美術アカデミーの受験を控えた青年、アドルフ・ヒトラー。彼らは未来を変えるため、ヒトラーの受験をサポートすることに。けれどヒトラーにはまったく絵の才能がなくて――果たして三人は、ヒトラーを独裁者でなく画家にすることができるのか?!人類の未来をかけた絵画レッスンが始ま
