コロナ渦で閉鎖した彩の国さいたま芸術劇場の稽古場を舞台に、1回限りの本番をワンカット撮影し配信を実施。
主人公の最初の台詞
「そのうち次の年に僕が死ぬ番になっていた」
などの印象的なフレーズ、
またこの戯曲の特徴である大量のモノローグ、登場人物たちが感じる孤独や苛立つ姿は
やがて、未曾有のパンデミックの最中稽古場に集まった演劇人たちと重なっていく。
"演劇が立ち上がるさま"本公演のドキュメンタリー映像も作成・配信。
さいたまネクスト・シアターの有志メンバーを中心に、2019年発足。リモートドラマ×シェイクスピア『リチャード三世』『ヘンリー六世』の無料連続配信や、無観客上演を行った『たかが世界の終わり』のワンカット配信など実験的な企画に挑戦。
2022年以降は、翻訳家・松岡和子氏とともにシェイクスピアの勉強会に多数登壇。
団体名は「歴史の縦軸と横軸の中で、自分の在処を常にチェックしていたい」という思いで命名した。