東日本大震災で被災された方々への支援を目的とするチャリティ公演。
歴代日本伝統文化財団賞受賞者、全員の出演による。
一、 「三番三」
山本泰太郎(第15回受賞者)
山本東次郎、山本凛太郎 他
二、 大和楽「お祭り」
大和櫻笙(第14回受賞者)
大和楽社中 他
三、 三弦・箏・尺八三重奏「さらし幻想曲」
山登松和(第5回受賞者)
遠藤千晶(第13回受賞者)
善養寺惠介(第6回受賞者)
四、 一調「百萬」
片山九郎右衛門(第11回受賞者)
亀井広忠(第8回受賞者)
五、 義太夫「菅原伝授手習鑑」寺子屋の段から「いろは送り」
鶴澤津賀寿(第4回受賞者)
竹本駒之助(人間国宝)
六、 清元「お祭り」
清元美治郎(第3回受賞者)
清元美寿太夫、清元清美太夫
清元栄吉
七、 地歌「残月」
米川敏子(第2回受賞者)
藤井昭子(第7回受賞者)
八、 長唄「二人椀久」
杵屋直吉(第1回受賞者)
松永忠次郎(第12回受賞者)
今藤長龍郎(第9回受賞者)
藤舎呂英(第10回受賞者)
杵屋巳之助、松永忠一郎、今藤政十郎、今藤龍市郎 他
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
オンデマンド配信。事前に会員登録が必要です。(レンタル500円~)
公益財団法人日本伝統文化振興財団は、ビクターエンタテインメント株式会社を基金元として1993年に設立され、発足以来、日本の伝統文化の記録・保存を主業務として、その振興と発展に向けた公益事業に取り組んでまいりました。
事業内容は次のとおり。
・無形文化に関する調査並びに資料の収集・記録・保存及び展示
・伝統文化に関する後継者育成
・伝統文化に関する公演会等の開催
・伝統文化に関する団体等に対する顕彰及び助成
・伝統文化に関する国際交流
・無形文化に関する出版物並びにディスク及びビデオ等の発行
日本伝統文化振興財団創立25周年記念公演
日本伝統文化振興財団創立25周年を記念し、歴代の日本伝統文化振興財団賞受賞者のなかから19名が参加して開催された。平成30年度(第73回)文化庁芸術祭協賛公演。プレゼンター 野川美穂子(東京藝術大学音楽学部講師)狂言「柿山伏」 シテ(山伏) 山本泰太郎 アド(柿主) 山本則孝琉球舞踊「かせかけ」 (古典女踊「綛カシ掛カケ」) 舞踊 佐辺良和 (地謡)歌・三線 仲村逸夫 箏 池間北
第1回東京[無形文化]祭
魂を鼓舞する「囃子」を、日本の伝統芸能の様々なジャンルから取り上げます。東京の祭りにふさわしい江戸里神楽、若山胤雄社中による「祭囃子」。齢80歳を超える民謡囃子の名人美鵬駒三朗社中による「民謡囃子」。邦楽ジャンルを超えた活動を続ける、葛野流大鼓方亀井広忠を中心とした「能楽囃子」。歌舞伎音楽の枠を拡大し続ける俊英、藤舎呂英率いる[Roei-√xTo]による「邦楽囃子」。演じ手を支え歌や所作から持ち味
第1回東京[無形文化]祭
人の心を揺るがす「語り」の伝統は民衆の中に受け継がれています。仏教の流布にルーツを持ち浄瑠璃的な要素が加味された「説経節」、明治初期に大阪で流行り歌謡曲にも大きな影響を与えた「浪花節」、そして人形を使わない「語り」だけで義太夫の真髄に迫り、大正昭和にかけて一世を風靡した「女流義太夫節」を披露いたします。説経節「葛の葉(くずのは)」三代目若松若太夫(浄瑠璃)浪花節「紺屋高尾(こうやたかお)」国本武春
第1回東京[無形文化]祭
大地を踏みしめる「舞」を、日本の伝統芸能の三つのジャンルから取り上げます。能が成立する以前の様式を留め、極めて神聖かつ重要な曲として知られる「三番三」。もともと唐楽にルーツを持ち猿楽や田楽から能楽へと受け継がれ、豪壮な舞で知られる「石橋」。そして雅楽からは、舞楽「胡飲酒序、破」及び「太食調音取、長慶子」を紹介します。力強い民衆の舞から宮廷の優雅な舞までを披露いたします。「三番三」 山本東次郎家(能