作品ノート:
ところで、皆さんの心の闇はなんですか?
夢を叶えるために押し殺してきた黒い闇。それは最後まで隠し通すことが出来るのでしょうか?
その闇があってこそ到達できた場所があるのではないでしょうか?
新作の『顔』は、松本清張著『顔』より着想を得て創作いたしました。
「楽しい踊りが踊りたいなぁ〜」と日々思うのです。そのためには心の中でいつも突っかかる何かにじっと目を凝らさなければ。
この作品は、これからずっと純粋に、もっと輝いて踊っていくために、私に必要な作品です。私の脱皮です。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
1913年に創建された倉庫をリノベーションした文化施設。コンセプトは「芸術文化の創造発信」と「賑わいの創出」。コンテンポラリーダンスやアートを柱に、新進アーティストを世界に発信している。フレキシブルな機能を持つホールとギャラリースペースを有し、ダンス等舞台芸術公演や展覧会、屋外広場でのイベント等を通じて横浜の文化と観光のハブ機能を担う。
普段作品創作する時、身の回りについて(人間関係、風景、生死など)思考しそのアイディアを拾い上げて膨らませています。今作はもう一歩思考を外へ、社会にも触れていこうと考え創作しました。というのも、耳にする情報から日々それらを考えざるを得ないような情報に、もっと言えば侵食されている感覚を覚えることがあります。今作を観ていただき、お客様にさまざまなことを想像して頂けたら幸いです。[作品ノート]事柄は日々形
作品ノート:この作品のコンセプトは“感情は身体とどれくらい関係しているのだろう”という素朴な疑問から膨らんでいった。感情が身体を動かすのか、身体は感情を認識しているのか。デュオというシンプルな構成から、様々な“状況”が生まれ出す。予測と期待と裏切りのゲーム。今ココで生み、生まれゆくもの。
作品ノート:今いるところから そしてとそれから を 考える。考えている。真っすぐな線を引く。どんどん引く。囲っていく。小さくなる。にじませる。ゆらいでいく。心配になる。超えていくために。まずは手をのばす。手をつなぐ。
幡豆の田んぼ、オリエンタルシティ・香港を経て、全てのログが積み重なり、未知なるPOPが散りばめられる…圧倒的な存在感を放つ唯一無二のダンサー・振付家の辻本知彦と、表現の世界を自由自在に横断するダンサー・俳優の森山未來。そんな二人が 2010 年に立ち上げたパフォーマンスユニット「きゅうかくうし お」。『素晴らしい偶然をもとめて』(2010年)、『素晴らしい偶然をあつめて』(2017年)を経て、約2