THE CONVOY SHOW vol.39
THE CONVOY SHOW vol.39
夜
駅前の繁華街
路地裏の一角に立つ雑居ビル
その地下にあるガラクタの倉庫に集う男達
傍らに置かれた立て看板には『WHY?の会』
「何故、人は生きるのだろう」
夜も更け、街は静まり雨の音が遠くに聞こえてくる
彼らは自ら哲学者を名乗り、語り合う
「遅れてすみません」
突然現れたずぶ濡れの男
「遅れてすみません」
「・・・あんた誰!?」
「Uber Eatsです」
「はっ!?」
「御注文の品、お届けに参りました」
戸惑う男達
「あのう・・・誰も何も頼んでないけど」
「いいえ、あの時の僕に頼まれたんです・・・WHY?
・・・僕たちはATOMなのだから」
彼らの夜が深まっていく
『真夜中の詩人の会』の幕が上がる
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
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THE CONVOY SHOW vol.35
なぁ、夢じゃなくてちょっとした未来に一緒にいってみないか・・・子供の日。デパートの屋上で一回目のファミリーイベントを終えた「東京シャイニングブラザーズ」の面々が控え室で着ぐるみのまま、二回目の出番を待っていた。そこへ、メットを下げ武装した戦隊ものヒーロー軍団「ビックバンジェッツ」のメンバーが突然現れ「誰か、この特注のメットをかぶれる方はいませんか!!?」と叫んだ!!「・・・!?」この思いがけない出
THE CONVOY SHOW vol.37
「今に見てろよ」これがオレたちの合い言葉だ。夢に生きるのに老いも若きも関係ない・・・・。デパートの屋上で一回目のファミリーイベントを終えた「東京シャイニングブラザーズ」の面々が控え室で着ぐるみのまま、二回目の出番を待っていた。そこへ、武装した戦隊ものヒーロー軍団「ビックバンジェッツ」のメンバーが現れ、「誰か、この特注戦隊ヘルメットを被れる方はいませんかっ!」と叫んだ!!「・・・!!?」この思いがけ
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THE CONVOY SHOW vol.32
遺跡群に囲まれた街のゲストハウス「sweet home SAKURA」。スコールが今にも降り出しそうな夕暮れ時、日本からやってきた男たちが偶然居合わせる。幼馴染の2人組。友達からの1枚のハガキを手にした男。早期退職を期にバックパッカーだと名乗る男。旅行雑誌のライター。そして、フロントにはこの地に住み着いた日本人のオーナーとともに生きている現地の若者たちがいた。「What is your motto