表示件数
第三舞台が1989年、新宿スペース・ゼロで上演した作品を収録。売れなくなった作家・六本木は、最後の勝負をかけた冒険小説を書き始める。小説の中の登場人物たちは障害を乗り越え、目的地である”オアシス”に向かって旅を続ける。謎の黒マントの男に呼び出された六本木は自分の書いた小説の世界に迷い込んでしまう。そして一行に加わり”オアシス”のありかを探し続けた果てに、深層意識に追いやっていた古い記憶を掘り出して
要するに、此の世は女で廻っている。故に男が儚く散れるのだと、あるミツバチは云った。■ものがたり今から二百年ほど前、江戸湾の先の先に名もない小さな孤島があった。海と大地の恵みを受け、島民は豊かではないが幸せな生活を送っていた。ところがある時、江戸の豪商大島屋が孤島から続く遠浅にその財力を使い人口の島を作った。埋め立てて作ったその島に洗剤の工場を建てたのだ。「驚くほど白く落ちる」というその洗剤は江戸を
THE CONVOY SHOW vol.39
夜駅前の繁華街路地裏の一角に立つ雑居ビルその地下にあるガラクタの倉庫に集う男達傍らに置かれた立て看板には『WHY?の会』「何故、人は生きるのだろう」夜も更け、街は静まり雨の音が遠くに聞こえてくる彼らは自ら哲学者を名乗り、語り合う「遅れてすみません」突然現れたずぶ濡れの男「遅れてすみません」「・・・あんた誰!?」「Uber Eatsです」「はっ!?」「御注文の品、お届けに参りました」戸惑う男達「あの
2002年に文学座としては初の「ファミリーシアター」として企画制作。「アリババと四十人の盗賊」や「船乗りシンドバッドの冒険」など誰もが知っている物語がつぎつぎとシンプルな舞台装置から泉のように湧き出てくる文学座版『アラビアン ナイト』は、日本の現代演劇史に鮮烈なインパクト与え、大きな感動を持って迎えられました。演出の高瀬久男が斬新なアイディアで織りなした舞台は、観るものを美しいファンタジーの世界に
カラフルな絵本の世界にようこそ!子どもから大人まで三世代で楽しめる年齢不問のエンターテインメント!ご存じ世界で初めて飛行に成功した ライト兄弟の物語!!︎ ではなく… ライト兄弟に憧れたある兄弟が、 亡き父の夢を果たす為 さまざまな困難に挑戦するおはなし
-
黒ねこのルドルフは、ひょんな事で乗ったトラックで、遠い遠い町、東京へ。ひとりぼっちになったルドルフは、ボスねこのイッパイアッテナに出会った。イッパイアッテナは文字が書けて、色んなことを知っていて、しかも人間との付き合いがうまい、とてもすごい野良ねこ。ルドルフはイッパイアッテナから、野良ねことしての生き方や、文字の読み書き、知ることの大切さを学び成長していく。そしていつしか友情が芽生え……。ルドルフ
近頃コノメちゃんは、兄のニイが先輩のワルガキと仲良くしているのがとっても心配。だから前にヒイばあちゃんから聞いたアイヌの神様にお願いする事(こと)にした・・・ワルガキをこらしめて!次の日、学校の帰りに子どもみたいな声を聞いた。それにヘンなおじさんも現れた。もしかしてアイヌの神様?それから奇妙な事が次々と・・・さあ、いよいよコノメの願いが叶うのか、でもワルって本当は何か訳がありそう。そんなワルの心の
ドイツの文豪ゲーテ作「魔法使いの弟子」(ディズニーのアニメ映画など)をもとに、故・飯沢匡先生が新狂言「箒(はわき)」としたものをより今の子どもたちにもわかりやすく脚色して、伝統芸能の「狂言」に親しんでもらおうという作品です。単純なものがたりですが、大らかでおかしみの詰まった、ユニークな身体表現、そして鳴り物や道具を扱う黒衣(くろご)の活躍も楽しめます。 第二部では、出演者と観客全員がいっしょに、或