竹中直人×生瀬勝久 個性派俳優の激突!!
竹生企画 三さび実現!
2018年、春。都内にある大学教授・朝尾(竹中直人)の家のリビングには、本人と妻・素美(高橋ひとみ)、大学生の息子・正哉(池岡亮介)、正哉と同年代のさやか(上白石萌音)に加え、志波(生瀬勝久)と名乗る来客があった。
朝尾が志波に語っているのは一年ほど前、郊外の遊園地起きた「事故」に関する話。ジェットコースターの一両がレールを離れて落下し、乗客7名のうち5名が即死したのだが、朝尾はその"奇跡の生還者"の一人で、今は大学も休職中だ。
以来、事故のことを語りたがらず、自身の内側にばかり向くように人柄も変わった朝尾に素美と正哉は困惑している。
そこで、「事故の話を聞きたい」と執拗に連絡してきていた志波を、朝尾は拒んでいたにも関わらず、素美たち家族が「何かのきっかけになれば」と望んで迎え入れたのだ。みなは志波を記者などのような者と思っていたが、話が進むにつれ彼らの会話は次第に噛みあわなくなり、やがて志波がもう一人の"生還者"であることがわかる。さらに「あり得ない事故から生還を果たした二人には、何か共通の使命があり、それがわかるまで行動を共にすべきだ」という主張のもと、志波は朝尾家に入り込んでくる。困惑する人々。そこに、朝尾と共にコースターに乗って命を落とした教え子・登羽の親戚を名乗る男・楠見(前野朋哉)まで現れ、事態は思わぬ様相を呈していく。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
生瀬勝久のなかに芽生えた「竹中直人さんと二人芝居がやりたい!」という俳優ならではの「欲望」。そんな「欲望」を発端に、屈指の超個性派俳優であり、クリエイターでもある竹中・生瀬二人のユニット「竹生企画」は誕生した。当時、竹中が「一緒に芝居づくりを」と熱望していた倉持裕を劇作・演出に招き、ヒロインには竹中・生瀬の二人がぜひ舞台で共演してみたい旬な女優を迎えるというサブ・ルールを携え2011年、2015年、2018年と公演を重ねている。
超個性派俳優、遂に激突!絶妙且つ軽快な会話によって繰り広げられる、少しほろ苦い大人のコメディ!!!20年前に建てられた瀟酒なマンション「ヴィラ・グランデ 青山」の中庭に民谷史章(竹中直人)と、その友人であり仕事仲間でもある陣野圭作(生瀬勝久)がいる。二人は、はそれぞれこのマンションの一室を同時期に購入したが、陣野は最近、母親とのの同居を決めて引っ越した。二人はここで知り合い、20年余りの間にたくさ
竹中直人×生瀬勝久 個性派俳優の激突再び!!人気劇作家・倉持裕が書きおろす 笑いと怪奇が入り混じるホラーコメディある秋の日の午後。絵本作家の打越(竹中直人)と担当編集者の黒柳(生瀬勝久)、そして、打越の放浪癖と浮気性を心配する恋人の桃(安藤聖)が、高地にある大きな湖の真ん中に浮かぶ小島を訪れていた。そこには城のような洋館が建っており、それが島の敷地のほとんどを占めている。 霧の濃い日はその霧に洋館