超個性派俳優、遂に激突!
絶妙且つ軽快な会話によって繰り広げられる、少しほろ苦い大人のコメディ!!!
20年前に建てられた瀟酒なマンション「ヴィラ・グランデ 青山」の中庭に民谷史章(竹中直人)と、その友人であり仕事仲間でもある陣野圭作(生瀬勝久)がいる。
二人は、はそれぞれこのマンションの一室を同時期に購入したが、陣野は最近、母親とのの同居を決めて引っ越した。二人はここで知り合い、20年余りの間にたくさんの仕事と、それ以外の時間を共有してきた。しかし3年前仕事でぶつかりあい、口もきかないほど疎遠になっていた。
そんな折、陣野は突然民谷から連絡を受ける。民谷によると、先週自宅で娘・蓮(谷村美月)とその恋人・鳴川の喧嘩に仲裁に入った際、逆上した鳴川にナイフで襲われ、彼がこれから謝罪に訪れるという。絶縁の3年間をなかったかのように援軍として自分を呼んだ民谷に、陣野は呆れる他ない。だが現れたのは鳴川の友人を名乗る日野(松下洸平)という青年だった。
陣野の部屋を借りる美女・早坂津弓(山田 優)、マンションの管理人・岡根三知男(田口浩正)を含む住人たちは、一向に姿を見せない鳴川の気配を感じながら、奇妙な人間関係の糸を結びあい、絡め取られていく。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
生瀬勝久のなかに芽生えた「竹中直人さんと二人芝居がやりたい!」という俳優ならではの「欲望」。そんな「欲望」を発端に、屈指の超個性派俳優であり、クリエイターでもある竹中・生瀬二人のユニット「竹生企画」は誕生した。当時、竹中が「一緒に芝居づくりを」と熱望していた倉持裕を劇作・演出に招き、ヒロインには竹中・生瀬の二人がぜひ舞台で共演してみたい旬な女優を迎えるというサブ・ルールを携え2011年、2015年、2018年と公演を重ねている。
竹中直人×生瀬勝久 個性派俳優の激突再び!!人気劇作家・倉持裕が書きおろす 笑いと怪奇が入り混じるホラーコメディある秋の日の午後。絵本作家の打越(竹中直人)と担当編集者の黒柳(生瀬勝久)、そして、打越の放浪癖と浮気性を心配する恋人の桃(安藤聖)が、高地にある大きな湖の真ん中に浮かぶ小島を訪れていた。そこには城のような洋館が建っており、それが島の敷地のほとんどを占めている。 霧の濃い日はその霧に洋館
竹中直人×生瀬勝久 個性派俳優の激突!!竹生企画 三さび実現!2018年、春。都内にある大学教授・朝尾(竹中直人)の家のリビングには、本人と妻・素美(高橋ひとみ)、大学生の息子・正哉(池岡亮介)、正哉と同年代のさやか(上白石萌音)に加え、志波(生瀬勝久)と名乗る来客があった。朝尾が志波に語っているのは一年ほど前、郊外の遊園地起きた「事故」に関する話。ジェットコースターの一両がレールを離れて落下し、