演劇
アーカイブのみ

行路死亡人考

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行路死亡人考

ある日、警察から手渡された一冊の黒焦げのノート。某山中でガソリンを被って焼身自殺した老人の、唯一の遺留品だという。そして自殺したその老人こそ、30年前、母と5歳になる自分を捨てて蒸発した“父”であった。ノートに残された焼け焦げの文字を手掛りに、父親の30年間の足取りを追う息子。浮かんでは消えていく幻影を追い、父と子の空白の時間は徐々に蘇っていく…。3話オムニバスの形式をとりながら、社会底辺の貧困と悲しみを描いた藤田傳の秀作。1988年初演、1994年の再演で第29回紀伊國屋演劇賞(個人賞=作・演出:藤田傳)受賞。

視聴方法

早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
収録日
1994/5/1(Sun)
権利処理状況
アーカイブのみ

作品情報

上演情報
1994/4/22(Fri)~1994/5/1(Sun)相鉄本多劇場(神奈川県)
出演者・
スタッフ
出演
加瀬 慎一
出演
澤 純子
出演
藤川 一歩
出演
荒深 隆之
出演
翁長 諭
出演
山本 隆世
出演
佐藤 修平
出演
秋山 美晴
出演
竹田 舞紀
出演
水口 助弘
出演
佐藤 良輔
出演
澤村 壱番
出演
神健 夫
出演
岩崎 聡子
出演
井波 敬子
出演
松川 松
出演
小林 清
出演
佐藤 武史
出演
本田 豊
出演
原 康子
出演
石川 慎二
演出
藤田 傳
脚本
藤田 傳
受賞歴など
第29回紀伊國屋演劇賞(個人賞=作・演出:藤田傳)

上演団体情報

「1980」と書いて「イチキュウハチマル」 、通称ハチマル。
横浜放送映画専門学校(創設者=今村昌平 現:日本映画大学)を母体とし、演劇科卒業生が創立メンバーとなって、文字通り1980年に結成。首都圏劇場での新作公演の他、演鑑公演・学校公演、ルーマニア・モルドヴァ・ブラジル・韓国等での海外公演を実施。また若手俳優陣を中心とする劇団アトリエでの実験的創作など、さまざまな形態で舞台作品を発表しながら、ハチマル的オリジナリティと演劇表現のさらなる可能性を追求し続けています。

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