17歳のいずみは、空を飛びたいと願っていました。空を飛べれば、どこか遠く、そう、ネバーランドのように永遠に大人にならない世界に行けると信じていたから……。
いずみが空に手を伸ばし飛ぼうとすると、いつしかそこはピーターパンのいる世界、ネバーランドになっていたのでした。
ルフィオ、トゥートルズ、エコーの迷子たち、インディアンのタイガーリリー、人魚のビスカ…そしてピーターパン。名前を聞かれたいずみは自ら「ウエンディ」と名乗り、ネバーランドの一員となりました。みんなの願いは、そう、空を飛ぶこと。空を飛ぶために必要な妖精の粉を探しに冒険の旅に出発します。けれども、そこには空を飛びたくない海賊たちや、ウエンディをいずみに戻したい少年とティンカーベルも現れて…いつしかみんなの飛びたい気持ちは揺らいでいってしまうのでした。
ウエンディは、ネバーランドの住人たちは、果たして空を飛べるのでしょうか?そして、ウエンディはいずみに戻れるのでしょうか?
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
作曲家のいずみたくが1977年に創ったミュージカルを専門に上演する劇団。
いずみたくが『日本の日本人による日本人のためのミュージカル』として取り組んだ中に、ウィリアム・シェイクスピアの作品がありました。永きにわたり世界中で広く演じられてきた古典の台詞劇を日本人ならではの感性でミュージカルにしたものです。いずみたくが、若かりし頃、共に演劇を作った仲間に、青年劇場の瓜生正美がいます。いずみたくは、瓜生正美が手掛けた青年劇場の作品の多くで音楽を担当しています。「A Midsu
文字にもたましいが宿っている。どれもみんな、大事な一文字なんだ。五十音村の住人は今日も元気に仕事をしています。自信家の「あ」さん、笑いっぱなしの「は」さん、歌の大好きな「う」さん、頼りがいある「た」さんに、資産家の「し」さん、それぞれのキャラクターある文字たちが自慢話を始めていると、いっぱいしゃべらない小さい「つ」の話になり、音のない小さい「つ」は文字ではないとみんなにバカにされました。小さい「つ
大正〜昭和にかけて映画・舞台で活躍し、一躍トップ女優となりながらも、夫も地位も名誉も捨てて恋人とソ連に亡命した岡田嘉子の生涯を題材としたミュージカル。第二次世界大戦へと向かう激動の時代を、自由奔放に生きた女性、岡田嘉子。夫を捨てて駆け落ちをした「椿姫事件」から、妻のある年下の演出家とソ連に亡命するまでの半生を、映画の弁士の目を通してミュージカルで描いていく
むか~し、むかしの日本のどこかの村……いや、もしかしたら今のみんなのすぐとなりの町の中のお話かもしれない。スマホもコンビニもない、山と海に囲まれたどこかいなかの小さな小さな町のできごと。病気の療養で都会からこの小さな町にやってきたシゲル。シゲルと真っ先に友だちになったは、“ばあ(婆)”と二人で暮らすマサオだった。父親の事業の失敗で家族と離れて暮らしているマサオは、預けられた親せきの家でもじゃま者扱
