演劇
アーカイブのみ

わたしとわたし、ぼくとぼく

わたしとわたし、ぼくとぼく
©urinko 2020
わたしとわたし、ぼくとぼく
©urinko 2020
わたしとわたし、ぼくとぼく
©urinko 2020 写真撮影:清水ジロー
わたしとわたし、ぼくとぼく
わたしとわたし、ぼくとぼく
わたしとわたし、ぼくとぼく
演劇
アーカイブのみ

わたしとわたし、ぼくとぼく

保育園に勤める30歳の健人は、男性保育士に対する保護者の偏見に落ち込み、ゲイである秘密を打ち明けられず引きこもってしまった。
ある日、鏡を見ていると、1人の少女が現れて、言った『世界を救って欲しい』
少女に導かれて1997年の教室へ 
そこで10歳の ぼくと出会い…

視聴方法

(要予約)早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
事前予約フォームより予約の上、ご来館ください。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
収録日
2017/7/31(Mon)
権利処理状況
アーカイブのみ

作品情報

上演情報
2017/7/29(Sat)~2019/2/1(Fri)うりんこ劇場(愛知県)
出演者・
スタッフ
佐々木健人(大人)
宮腰 裕貴(劇団うりんこ)
佐々木健人(子ども)・保護者1
にいみ ひでお(劇団うりんこ)
少女・教師
鷲見 裕美(劇団うりんこ)
健人の母・保育士・クラスメイト・乗客・パレードスタッフ
下出 祐子(劇団うりんこ)
保護者2・クラスメイト・車掌・パレード参加者
村井 美奈(劇団うりんこ)
園長先生・クラスメイト・美都里の母・健人のおばあちゃん
栗本 彩(劇団うりんこ)
美都里・保護者3
山内 まどか(劇団うりんこ)
演出
関根 信一(劇団フライングステージ)
劇作家
関根 信一(劇団フライングステージ)
美術
岡田 保(演劇組織 KIMYO/かすがい創造庫)
衣裳
さくま 晶子(劇団うりんこ)
音楽・音響
内田 アダチ(劇団うりんこ)
宣伝美術(イラスト)
伊藤 ちづる
宣伝美術(デザイン)
濵田 邦彦(オフィスニーフェ)
宣伝美術(デザイン)
濵田 千寿(オフィスニーフェ)
写真・動画制作
清水 ジロー
その他
子どものみなさんへ
お芝居の中には、みなさんにとって身近な人も、そうでない人もいます。身近な人は、あ、あの人みたいだ!そうでない人は、いったい、どんな人なんだろうと想像をしてもらえたらと思います。そうした想像の力の助けを借りてできあがったお芝居は、見てくれたみなさん一人一人違ったものになっているはずです。それができるのが「お芝居の面白さ」だと私たちは信じています。それでは、みなさん一人一人のオーダーメードの旅に出かけましょう。どうぞ楽しんでくださいね。

大人のみなさんへ
これからご覧いただく「わたしとわたし、ぼくとぼく」では、昨今話題のLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーのそれぞれ頭文字をとった、セクシュアルマイノリティ)を題材としてあつかっています。この一つの文章だけでも、よくわからない言葉がいっぱいと頭が痛くなってくるようで、面白く見続けることができるだろうかと心配になってきたかもしれません。ですが、あわてて携帯で言葉の意味を調べたりしなくても大丈夫です。お芝居のなかで描いたのは、難しい用語の説明ではなく、人と人の関わり方、一人一人違う生き方をどう認め合っていくか、というようなことです。劇中では、そういった人たちをからかったり貶めるような言葉は使わないように努めました。たとえば「差別や偏見をなくす」というメッセージを伝えたいなら、それを紙に書いて渡せばいいと思うのです。演劇だからできること、それは言葉にならないものを伝え届けるということだと信じています。どんな子どもにとっても無縁ではない、いじめや孤立の問題をいつもとは違った切り口から描いてみた作品です。どうぞ最後までごゆっくりご覧ください。

作・演出 関根信一

上演団体情報

劇団うりんこは創立47年の歴史を持つ児童演劇の専門劇団です。

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