悲恋の伝説のある湖アウルレイク。マイはこの湖のほとりに瀟洒な家を創る。いつか戻ってくるだろうと待ち続けた音楽家の夫ロバートが5年ぶりに帰還した。マイの祖母で百歳になるフレクローンおばあちゃん、マイのおばのジュリーとアグネス、マイの姉妹コニーとベック、そして語り手としても登場する娘のミリー、男に振りまわされながら生きる女たちのそれぞれの物語が交錯する。一年後、マイの幸福に亀裂が入る。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
1954年創立(劇団三期会1967年東京演劇アンサンブルに改名)。演出家広渡常敏を中心にベルトルト・ブレヒトの『今日の世界は演劇によって表現できるか?』を問い続け、現代演劇の創造を続けている。
1977年東京武蔵関‘ブレヒトの芝居小屋’を拠点として、日本・海外の創作、翻訳戯曲を上演。海外公演や全国演劇鑑賞会、学校の演劇鑑賞教室などで旅公演を行っている。児童演劇も創立当初から全国のおやこ劇場とともに沢山の作品をうみだしてきた。講演会、シンポジウムなどで地域との交流など活動は幅広い。
2019年本拠地を埼玉県に移し‘野火止RAUM’がはじまった。
ワーニャは田舎の領地で母と姪のソーニャと暮らしている。妹の夫の大学教授が後妻を連れてやってくる。彼を信じ献身的に支えた教授は実は無能で俗物だった。美しい後妻エレーナに心を奪われて仕事も手につかないワーニャと医師のアーストロフ。しかしエレーナの心はアーストロフに。そんな折、農園を売ってフィンランドで余生を送ると宣告する教授。怒り心頭のワーニャはピストル騒ぎを起こす。自分の人生は何のためにあったのか・
小さな山の分教場に、外国人のような子が転校してくる。その子がいる所では風がどうと吹いて教室のガラス戸はガタガタ鳴り、山や萱や栗の木はみんな揺れました。みんなこの転校生高田三郎を、恐れと憧れをこめて、風の神「風の又三郎」だと思いこみます。山の子ども達は三郎と一緒に野山を駆け、馬を追い、滝壺に飛び込みま。いつも風が、どっどど どどう と吹きこどもたちの昂揚した心を、日常から心象の世界へと導くのです。三
シカゴの屠畜場。工場が閉鎖され路上に溢れる労働者。救世軍・麦わら隊のヨハンナ・ダークは、この惨状に心を痛め、ピーヤポント・モーラーが牛耳る食肉市場に乗り込む。ジャンヌ・ダルクかドン・キホーテか?ヨハンナのまっすぐな問いかけが、モーラーの心を揺さぶる。ブレヒトが世界恐慌後のアメリカ市場経済を戯画化した。現在を写す物語。
むかしむかしグルシニアの地にひとりの権勢ゆるぎない権力者がいた。ある復活祭の日曜に、貴族たちの反乱によって領主は首を刎ねられる。混乱のさなか衣裳選びに夢中だった領主婦人は、若君ミヘルを置き去りにして都から逃亡する。台所女中のグルシェは戦地に赴く兵士シモンと婚約し、置き去りにされた若君ミヘルを助ける。北の山国に住む兄のもとへむかうグルシェは、追ってくる兵隊の手を逃れ、知恵と力の限りをつくしてミヘルを
