認知症を患う祖父、施設への入所を頑なに拒む祖母。家のローンに子どもの学費、父母が離職して介護をするわけにはいかない。
祖父の認知症が進み、祖母は転倒して入院・・・家族での介護に行き詰まる。
祖父母を騙してグループホームに入所させるしかないのか?決断を迫られる横田家。
全てを忘れてしまう前に、祖父が孫へ託した日記には回天特攻隊で突撃死を遂げた親友と、生き残ってしまった自身の壮絶な戦争体験が記されていた。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
オンデマンド配信。事前に会員登録が必要です。(月額1,045円)
戦前の新協劇団、戦後再建された第二次新協劇団と、中央芸術劇場が合同して東京芸術座の結成に至ります(村山知義・薄田研二共同代表)。以来、リアリズム演劇の創造と普及の運動を続けています。
日中戦争たけなわな昭和14年。京都の路地裏に住むウメコは、アホやしょんべんたれやといじめられ十日も家から出てこない。今日もふかしたてのお芋を悪ガキデベソに取り上げられて泣いている。そこの現れたのが現人神(天皇陛下)とも知り合いという自称ウメコ婆さん。一人ぼっちのウメコとしわくちゃウメコは、なぜか一緒にくらしはじめた。
寄宿学校を経営する二人の教育者、カレンとマーサが生徒メアリに同性愛者であるという噂を流され学校はつぶれてしまう。カレンは婚約者ジョーマーサとの仲を疑っていると考え別れてしまう。マーサは自分が同性愛者であること否定していたが実はカレンを愛していたと気づき自殺する。「大人」を生きる子どもと「大人」を生きる大人と「子ども」を生きる大人の物語。
ジャーナリストの蕗子は、津軽の婆さまから聞いた昔話「鬼の目玉」が心から離れない。目玉をくりぬかれた鬼が、目玉を取り戻そうと迫ってくるというのだ。娘の誕生日に贈った「アンネの日記」から、少女のまま死んだアンネが自分と同じ年の生まれだったことを知る。アンネをアウシュビッツに閉じ込めた鬼が、目玉を取り返ししゃれこうべの世界に戻しはしないか?蕗子はアンネの隠れ家を訪ねる旅に出る。
港で開かれているネズミたちのパーティ。そこに傷だらけの島ネズミ忠太が転がり込んでくる。残忍な暴力と恐怖で故郷の島を支配している、巨大な白イタチのノロイを倒す力を貸して欲しいと言う忠太、街ネズミたちは冷たかった。だがガンバと仲間たちは冒険の海へと船出する。