村山知義生誕90周年記念 協力・前進座
村山知義生誕90周年記念 協力・前進座
天保十三年、忠治は六年の旅から赤城に戻った。忠治は焦っていた、留守の間に荒らされた縄張りを取り戻そうと盛んに賭場を開いた。ある日、開帖には十分な金を廻しているにもかかわらず三百人の捕方に賭場を襲われた。陰謀と裏切りに大切な子分たちを失い追いつめられていく忠治…。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
戦前の新協劇団、戦後再建された第二次新協劇団と、中央芸術劇場が合同して東京芸術座の結成に至ります(村山知義・薄田研二共同代表)。以来、リアリズム演劇の創造と普及の運動を続けています。
明日の学童クラブ主催夏祭りでは、指導員、父母、子どもたちによる演劇「冒険者たち」が上演される、今夜が最後の総稽古。実はこの学童クラブ、市の方針で廃止が検討されているという。是が非でも「冒険者たち」を成功させなければならないのだが…
認知症を患う祖父、施設への入所を頑なに拒む祖母。家のローンに子どもの学費、父母が離職して介護をするわけにはいかない。祖父の認知症が進み、祖母は転倒して入院・・・家族での介護に行き詰まる。祖父母を騙してグループホームに入所させるしかないのか?決断を迫られる横田家。全てを忘れてしまう前に、祖父が孫へ託した日記には回天特攻隊で突撃死を遂げた親友と、生き残ってしまった自身の壮絶な戦争体験が記されていた。
港で開かれているネズミたちのパーティ。そこに傷だらけの島ネズミ忠太が転がり込んでくる。残忍な暴力と恐怖で故郷の島を支配している、巨大な白イタチのノロイを倒す力を貸して欲しいと言う忠太、街ネズミたちは冷たかった。だがガンバと仲間たちは冒険の海へと船出する。
山本宣治-1907年カナダ留学。1911年帰国後、三高、帝大を経て、1920年京大・同志社大の講師となる。産児制限運動から労働運動に参加。1928年初の普通選挙で労農党より当選する。反動の嵐の中、治安維持法に反対し、神田の旅館で暗殺される。「山宣ひとり孤塁を守る。だが私は淋しくない。背後には大衆が支持しているから」。