「日本の劇」戯曲賞2016最優秀賞を受賞したくるみざわしんの作品。
同じ郷で同じ年に生まれた「同郷同年」の3人の男。核廃棄物の最終処分場の誘致に乗り出したが、是非を問う住民投票で彼らは惨敗。その夜、追い詰められた1人が、ある決断を告げる。郷土への思いの果てに、彼らを待ち受けているのは未来への希望か、それとも破滅へのカウントダウンなのか・・・。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
日本劇団協議会は、文部省認可の現代演劇で唯一の社団法人として、 1992年6月30日、新劇団協議会を母体として設立されました。 その後2008年12月の公益法人制度改革関連3法の施行を受け、 2012年3月内閣総理大臣より公益社団法人の認定を受け、同年4月1日に登記しました。 正会員は演劇創造団体で、2020年12月現在51団体が加盟。 現代演劇の振興に関する事業を行い、演劇創造団体間の交流・連携を図り、 芸術文化の発展向上に寄与することを目的とし活動しています。
舞台は1974年。アメリカの南部ミシシッピー州の小さな町で生まれた三人姉妹の物語。老衰の祖父の面倒をひとりでみている、異性には奥手の長女レニー。ロサンゼルスで歌手をめざすも挫折寸前、それでも弱音を吐けない次女メグ。町の有力者と結婚したものの、悩みを抱える三女ベイブ。ある日、三女ベイブが夫を銃で撃って逮捕された。久しぶりに生まれた家に集まることになった姉妹たち。果たしてそれぞれの人生の問題を解決する
平成21年度文化庁新進芸術家海外研修制度の研修員として、イギリスで1年間研修した上村聡史の演出公演。2005年7月7日、イギリスロンドンで起こった地下鉄・バス連続爆破テロ事件。56名の人生を一瞬にして奪い、世界中を震撼させた。死亡した人の中には4名の実行犯も含まれていた。舞台は事件の前、数日間のそれぞれのドラマである。近親相姦にふける姉弟、報告書の作成に追われるキャリアウーマン、女性教師にしつこく
平成25年度文化庁新進芸術家海外研修制度の研修員として、韓国国立劇団で研修した洪明花の企画・翻訳・出演公演。韓国で大ヒットした喜劇王チャン・ジンのシチュエーション・コメディ日本初上陸。イタリア北西部の小さな村。刺激のない平凡な毎日を過ごす4人の妻たち。ある日、いつものようにソフィアの家に集まりおしゃべりに花を咲かせていると、のどかな田舎の日常が一転。サッカー観戦に出かけた夫たちの車が渓谷から転落し
平成15年度文化庁新進芸術家海外研修制度の研修員として、フランスで研修した山上優の翻訳・演出・出演公演。2005年にパリのパレ・ロワイヤル劇場で初演し、2年半で600回以上のロングラン公演を行ったローラン・バフィの大ヒット作。その後国内ツアーを経て海外でも上演され、このたび日本初演。TOC(Trouble obsessinnel compulsif =強迫性障害)治療の専門医ステーン博士は、その道