座・高円寺の杮落し公演として2009年5月、1か月ロングラン上演された作品。2002年トニー賞主要3部門を独占したブロードウエイ・ミュージカル。流山児祥:演出、坂手洋二:上演台本、荻野清子:音楽、千葉哲也、塩野谷正幸主演という「小劇場」の俳優たちで創り上げたミュージカル。 地球上の干ばつにより、節水を余儀なくされた近未来の有料公衆トイレの使用を義務付けられている街の革命劇。40名を超える大群集劇に仕上げ大ヒットした。2011年には別所哲也主演で再演。もっとも「再演希望」のある作品である。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
演出家・俳優の流山児祥が、小劇場の横断的活動を目的として1984年に設立。劇団でありながらプロデュース色の強い公演を行ってきた。2000年からは海外に進出し、近年は台湾の劇団と共同制作を行う等、精力的に活動を続け、国内での公演では、歌舞伎、シェイクスピア、寺山修司や唐十郎のアングラから最前線の劇作家の新作、名古屋や大阪で活躍する才能の発掘、韓国の現代演劇、ブロードウエイ・ミュージカルとジャンルを問わず、果敢に上演している。また、シニア演劇の可能性を広げる活動も続けている。
北村想が1984年に書き下ろし12月下北沢駅前劇場で初演。クリスマス・イブの夜。劇作家、歌手になることを夢見る少女と恋人の少年の三人のささやかなクリスマス・パーティー。やがて、彼らの元に天使が現れる。優しくて透明で、残酷な童話。このメルヘンファンタジーは80年代小劇場演劇のロング作品となり10年間にわたって上演。85年版は「小劇場界3大スタア競演」と銘打ち、塩野谷正幸、大高洋夫(第三舞台)、美加理
『花札伝綺』は1967年に演劇実験室◎天井桟敷により初演。大正時代の乞食横町の葬儀屋を舞台にした「人間の生と死」の転倒をテーマにした寺山修司版「三文オペラ」と呼ぶべきニヒリスティックな喜劇。2001年、流山児祥はこの『花札伝綺』に寺山修司の市街劇台本やラジオ台本を大胆にコラージュして「街と現在」、「人間の生と死」を描き、70人余にも及ぶ登場人物達が出演し、新宿周辺で「半市街劇」を含む、壮大なテラヤ
漫画家・美術家である、しりあがり寿が本格的に「劇作」に取り組んだ2017年の話題作。戦国天下取りの最大の合戦:桶狭間の戦いの前夜、未来のオケハザマの予知夢に悩む今川義元にスポットを当て、戦を避けつつ運命に吸い込まれてゆく、人の葛藤、歴史の皮肉を描き高い評価を得た。演出:流山児祥、音楽:坂本弘道、映像:浜嶋将弘、客演に山像かおり〈西瓜糖〉、井村タカオを迎え30人を超える大殺陣のシーン、映像とのコラボ
映画『田園に死す』(1974年公開)は寺山修司の自伝的映画とよばれ「世界のテラヤマ」の名を決定付けた作品。「母殺し」、「家出」、「蛍火」、「恐山」など寺山劇世界(ワールド)の集大成が、ここにあり、終生こだわり続けた《記憶とは何か?》《私とは何か?》というテーマを提示している。2009年流山児祥:企画制作、天野天街:脚色・演出、J・Aシーザー:音楽で上演。スズナリ連日超満員札止めのロングラン公演とな
