夕暮れ時。怪しげな黒猫に誘われ、くろぐろとした「かくれ山」の奥深く迷い込んだ少年ナオ。
そこは時間の流れからはずれた妖怪たちの住む魔界だった。
天狗、赤鬼、山姥。そして子どもを猫の姿に変えてしまう恐ろしい猫婦人・・・
小さなネズミに励まされ、ナオは子ども達を救い出す事ができるのか?
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
人形劇団むすび座は、1967年に丹下進・田中寛次により、東海地方で初のプロ人形劇団として名古屋市に誕生しました。
創立以来、「子どもと子どもをむすびます。人と人とをむすびます」を合言葉に、心の糧となる人形劇を子どもたちの生活に近い場で上演 してきました。
子どもを取り巻く状況が厳しくなっていく今、子どもたちが想像の世界(人形劇)を楽しむ中で、現実をもう一度見直し、夢を大きくふく らませ、未来を切り拓く力を育てていく手助けをするために、子どもたち一人一人の心と心にむすびついていきたいと願っています。
昔むかしのその昔 もっとむかしの大昔・・・東勝神州(とうしょうしんしゅう)傲来国(ごうらいこく)花果山のてっぺんの石から生まれた石ザルは猿の頭となりますが、突然「死にたくない!」と”不老不死”の旅に出ます。仙人のもとでの修行の末、石ザルは『孫悟空』と命名され72の術を学びました。故郷へ戻った悟空ですが仙人の教え「生命を大切に」を忘れて竜宮や地獄、天上界で大暴れ。そしてとうとうお釈迦様に五行山の岩穴
1948年夏、広島。3年前の原爆により目の前で父を亡くした美津江は、幸せ人なることを自分に禁じて生きていた。そんな彼女の前に、父が現れ・・・人形劇ならではの斬新な手法で、井上ひさしの名作戯曲をお届けします。
争いが蔓延する世界を救うため、はるか遠い天竺まで経文を取りに行く唐の僧侶、玄奘三蔵。五行山に閉じ込められていた孫悟空は三蔵法師に助け出され、ともに天竺を目指す旅へ出ます。猪八戒、沙悟浄も三蔵法師の弟子となり、行く手をさえぎる妖怪たちや過酷な自然と闘いながら旅はさらに続きます。ついに一行は天竺へたどり着き、経文を受け取る事ができました。猪八戒、沙悟浄は天上界へ帰って行き、一人残された悟空は…。
「ピノキオ」の舞台は色鮮やかなサーカスのテント小屋。賑やかに繰り広げられる歌・踊り・パントマイム・大道芸etc…とんでもないいたずら小僧のピノキオは、失敗しても間違えても、また立ち上がり冒険の旅を続けます。もう一度ジェペットじいさんに会うために、人間の子どもになるために…