「ダンス☆ショー」― きみの踊りはダンスにしては重すぎる ―
今日一日をどう生きるか
考えている背中
ここは生活の場だから
劇場のようにダンスは保護されない
清潔や憩いや団らんのために
人はここに来る
わたしたちが公衆浴場の広間で踊れば
焼き魚やおでんやうどんと並んで
金額を比べられる
志しはダンスしていく
馬力と生活力を務めとする
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
1985年立ち上げ。主にstudio 200で<四人娘>が活躍したことがグループ活動のきっかけとなる。 以後90年~02年は即興を軸としたシリーズ公演「偶然の果実」を44回継続。 ここに於いては誰それをダンサーズと指すのではなく踊る身体を<ダンサーズ>と呼ぶ。 従って一人でも大勢でもダンサーズであった。 現在ダンサーズと呼ばれている野獣牧歌集団彼らはその年齢差が40才も離れているだけに 判断も速度もバラバラの不協和音群舞が魅力。 主な作品・シリーズは「ミニマルダンス計画」「ダンス☆ショー」「jazzz-dance (ジャズズ-ダンス)」「接吻」など。
思いっきり 潔く すべてを取り払った空間でMIKAのBODY+感性だけによる素描。インプロヴィゼーションの跳躍の間で今現れるミカ・トポロジカル・ダンス・ワールド。
まだディスコと呼んでいた頃、新宿の<クロスポイント>という店が初演。それ迄ストイックに踊っていたが勢いづけに弘田三枝子化粧をお手本に顔を作り出鱈目に好きな音楽を並べてみた。単純に発熱する身体なんて、それを<ダンス>と言えるのか?という自分の疑問に自分で抵抗する。後に黑沢特有の投げ出し放って晒す身体を得るきっかけとなる。