自由の国でアメリカ人として生きていた日系移民たちは、ある日突然“日系”という理由だけで国家の敵とされ、強制収容所に移送されてしまう。アイデンティティを否定された中で、何に忠誠を誓い、何に信念を持って生きるのか― 葛藤しながらも、希望を見つけ前に進んでいく人々を描く。忠誠やアイデンティティというテーマと共に、本作の根幹で描かれているのが“家族愛”。それぞれの信念を貫いたがゆえの家族の分裂、そして再生を描いた感動のストーリー。
ブロードウェイでも高く評価され、アジア系ミュージカルの金字塔と呼ばれた本作の記念すべき日本初演。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
演劇やミュージカルなど、さまざまなジャンルの舞台の企画制作・上演をしています。毎年夏の定番となったブロードウェイ・ミュージカル「ピーター・パン」をはじめ、ホリプロが制作する舞台「ホリプロステージ」は、多くのファンの方々に親しまれています。これまで「ムサシ」「身毒丸」「海辺のカフカ」など、故・蜷川幸雄氏演出舞台の海外公演を数多く実施し、ニューヨーク・ロンドンで高い評価を得ました。「スリル・ミー」「フランケンシュタイン」など国内の人気作を上演するほか、近年は「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」「メリー・ポピンズ」などの海外大型ミュージカルの上演、そして世界中で大ヒット中の舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」のアジア初上演を実現するなど、日本における舞台制作会社の地位を確立してきました。自社で企画制作し、韓国でも上演されているオリジナル作品「デスノートTHEMUSICAL」は、ホリプロ初の海外ライセンス作品となります。
ケラが作・演出および作詞作曲を手がけた初のミュージカル。2003年の東京から1968年へタイム・スリップしたユースケがGSを歌う、といった絢爛豪華な内容。鈴木慶一が音楽監督を担当。
チェーホフの4大戯曲の中でも最高傑作との呼び声高い「かもめ」を、藤原竜也と鹿賀丈史の共演で舞台化。19世紀末の帝政社会崩壊前夜のロシアを舞台に、前衛的な芸術に翻弄され、次第に壊れゆく人々の美しさと儚さを描く。栗山民也が演出を手掛ける。 2008年に開館した赤坂ACTシアターのオープニングシリーズの一環として上演された。
自身の劇団で数多くの作品の演出を手掛けている柄本明が劇団外で初めて演出を手掛け、同時に出演者としても、その才能を認めた藤原と心理的戦いを繰り広げる。俳優として目覚ましい成長を続ける高杉真宙、今作が舞台初出演となる佐久間由衣との4人芝居。脚本は、2011 年に岸田戯曲賞を受賞し、国内外でも注目される劇作家、松井周によるオリジナルの書き下ろし作品。松井独自の視点で、どのような人間関係もそれぞれがオリジ
原作は、2ちゃんねるの書き込みに基づく純愛ベストセラー。映画、ドラマに続いて登場した舞台版がこれだ。『TRICK』の堤幸彦が演出を手がけ、秋葉系ヲタクの主人公を武田真治が熱演する。舞台ならではの世界観が圧巻。
