河野紗代子(音楽)と清水美紗都(ダンス)が1つのテーマに対して感性をぶつけ合った共同作品。
「黄色」という色にどんな印象を抱くだろうか?
太陽や星、菜の花やひまわりの元気で温かい色。反対に、踏切や信号、標識など危険を喚起する色。日本人には、黄色人種=アジア人ヘイトの問題があり、映画界では、紛争や貧困地域の描写に黄色い色を映像に重ねる「イエローフィルター」も近年問題視されている。
本作では、「黄色」が持つ多面性をオリジナルピアノ音楽とコンテンポラリーダンスで切り取り、全く新しい「黄色」を提案する。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
3歳よりバレエ、15歳よりコンテンポラリーダンスを学ぶ。お茶の水女子大学、同修士課程を修了。英国Northern School of Contemporary Dance修士課程修了。近藤良平、平山素子、Fernanda Prata等の作品に出演。現代の人間関係をユニークな設定で視覚化した作品を国内外で発表している。