姥捨て山伝説を元にした「楢山節考」を演劇化。素舞台の中、アンサンブル表現とテーマ小道具の「木枠」を使い、様々な場面や心情を描写し、高齢化社会の今と重ね、3世代の葛藤を描く。2015年初演以降、再演を重ね、中国やマレーシアなどで絶賛。2021年秋に茨城、北海道、岩手など6都市公演を敢行。地方の老若男女にも響き、95%以上の満足度を得、客席を感動の渦に巻き込んだTHEATRE MOMENTSの代表作。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
「日本発信のワールドスタンダード演劇」 を目的に、2004年、佐川大輔 と 中原くれあ で設立。作品ごとに 《テーマ小道具》 を設定し、それらを 《自在に活用する演出》 で国内外で絶賛を浴びる。文化や言語の壁を超える表現手法で、2013年から海外へ招聘されており、海外公演は延べ10回を超える。第4回せんがわ劇場演劇コンクールにてグランプリ、演出賞、オーディエンス賞を受賞。近年はバリアフリー対応にも取り組む。