2020年に設立したダンスハウスDance Base Yokohama(DaBY/デイビー)のオープンを記念して、愛知県芸術劇場と共同で開催した公演 TRIAD DANCE PROJECT「ダンスの系譜学」(https://dancebase.yokohama/event_post/20210703-1003)。
本公演では、国際的に活躍する神奈川県出身の3名のダンスアーティストである安藤洋子、酒井はな、中村恩恵を通して西洋のダンスの歴史やダンサーのキャリアにフォーカスする構成とし、それぞれの原点となるオリジナル作品の上演と今日的な継承/再構築に取り組んだ。
2019年のキックオフミーティングから始まったドキュメンタリー映像の撮影は、当初は2020年5月に上演予定だった初演がコロナ禍で延期となったため、プロセストーク、横浜でのトライアウトを経て、最終的に2021年10月に初演を迎えるまでの、約1年半越しの終了となった。
本ドキュメンタリーは、コロナ禍で公演の中止・延期を迫られたコンセプト/構成/プロデュースの唐津絵理、また創作の中断や方法の変更を迫られた3名のダンスアーティストたちの証言を収録した映像である。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
有料オンデマンド配信。事前に会員登録が必要です。(月額2,189円)
2028/3/14まで
オンデマンド配信。
ダンスを中心とするパフォーミングアーツ作品の創作を行うダンスハウス。ワークショップや実験的なトライアウト公演の企画・運営、海外アーティストやカンパニー招聘、ダンスアーカイブ事業などを行い、振付家やダンサーのみならず、多分野のクリエイターやスタッフ、そして観客の交流拠点をめざす。
アーティスティックディレクターを唐津絵理 (愛知県芸術劇場エグゼクティブプロデューサー) が務め、ダンス、パフォーミングアーツ領域全体の活動環境の整備、アーティスト・ダンサー・スタッフの権利擁護、観客・市場拡大施策等を展開する。
「ダンステレポーテーション」展
2020年5月にDance Base Yokohama(DaBY)のオープニングイベントとして予定されていたTRIAD DANCE DAYSにて、山﨑広太が振付ディレクターを務めるサイトスペシフィック・ダンスが中止になったことにより、唐津絵理(DaBY/愛知県芸術劇場)が企画・総合ディレクターとなる新プロジェクト「ダンステレポーテーション」が始動した。オンラインでの対話から始まる創作を経て、生まれ
ダンスの歴史にフォーカスをすることでダンスの「継承」と「再構築」の2つの視座からプログラムを構成した公演「ダンスの系譜学」で発表された中村恩恵による2作品。(共同製作:Dance Base Yokohama、愛知県芸術劇場。2021年10月に愛知県芸術劇場にて初演)言葉にならなかった声に耳を澄ませた中村恩恵の作品『BLACK ROOM』と、イリ・キリアンが中村のために振り付けた『BLACKBIRD
ダンスの歴史にフォーカスをすることでダンスの「継承」と「再構築」の2つの視座からプログラムを構成した公演「ダンスの系譜学」で発表された酒井はな出演の2作品。(共同製作:Dance Base Yokohama、愛知県芸術劇場。2021年10月に愛知県芸術劇場にて初演)世界中のバレエダンサーが踊り続けてきたフォーキン原作による『瀕死の白鳥』を、日本を代表するダンサーの酒井はなが、演劇作家の岡田利規と取
柿崎麻莉子、小暮香帆、中村蓉の3名からなる「MOSA」による若手育成の「月面着陸プロジェクト」における前半期のまとめとして、2022年1月以降に開催してきた3回のショーイング(絵本を題材にした「穴のあいた人たち」、様々な場・音楽との「即興」、演技に挑戦する「工藤祐次郎を踊る」)など、これまでに取り組んできた演目からの抜粋シーンを「総集編」として上演した。同時に、MOSAによる新作も発表。本映像では