「水の駅」などの”沈黙劇”で日本を代表する劇作家・演出家太田省吾の「砂の駅」を、韓国の演出家キム・アラが演出した日韓共同制作作品。ささやかな限りある生命を生き、人生の駅に出会い、別れ、また旅立っていく人々を一篇の詩に描く。出演は元転形劇場の品川徹、大杉連、鈴木理江子らと韓国国立劇団の名優たちが共演する豪華キャスト。太田を敬愛し親交の深かったアラが、豊かな彩りを持つ韓国の感性で太田作品に挑んだ。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
無料配信なので、Youtubeのアドレスをクリックするだけで観覧できる。
2026/3/31まで
85年舞台芸術を企画制作する組織として設立。現代芸術から伝統芸能まで、ジャンルを越えた実験的な舞台芸術作品を多数企画プロデュースする。92〜97年まで湘南台市民シアターの自主事業を担当。海外との芸術交流も多く、外国のカンパニーの招聘公演をする一方、海外公演のオーガナイズや国際共同製作などを手掛け国際交流に貢献する。2014、2016年には国際ダンスネットワーク(IDN)を開催。海外のダンス関係者を多数招聘し、ショーケースとフォーラムで日本のダンサー・振付家を紹介した。
代表作に太田省吾演出「更地」「砂の駅」、Dumb Type「Pleasure Life」、笠井叡「花粉革命」「ハヤサスラヒメ」、山田せつ子「Blanc」、室伏鴻「美貌の青空」「quick silver」、声明コンサートシリーズ「千年の聲」などがある。