三好十郎が1950年に発表した大戦前後の日本を舞台にした『殺意(ストリップショウ)』。
ナイトクラブのステージで、引退ショウを行うソロダンサー緑川美沙。南の小さな城下町に生まれ、愛国運動、敗戦を経て東京でダンサーになるまでの半生に秘められた激情を、自身最後のステージで語り出す。
河井朗が主宰、演出する実演芸術を制作するカンパニー。
ここ近年は年齢職業問わずインタヴューを継続的に行い、それをコラージュしたものをテキストとして扱い上演を行う。
そのほかにも既成戯曲、小説などのテキストを使用して現代と過去に存在するモラルと、取材した当事者たちの真実と事実を織り交ぜ、実際にある現実を再構築することを目指す。
『更地』の登場人物は男と女の二人だけ。二人はかつて自分たちの家があった場所にやってきて、自分たちの記憶を確かめていきます。自分たちの始まりはそのまま世界の始まりなんだと言ってしまえる二人。自分たちが知っていることだけが確かだけれど、私たちしか知らないことはなかったことかもしれないのです。
本作は不特定多数の人々へ行ったインタビューを用い、社会学者スタッズ・ターケルの本を原案としたものとなります。「GOOD WAR」には、私たちが「戦争」と聞いて想像する争いと、社会に実際に存在する争いの両方が含まれています。争いに勝った人、争うことをやめた人、これから争う人、争いから逃げる人が剣闘士として登場し、「よい争い」と「わるい争い」の区別がないことを実感しながらも、自分の生活のために争いを行
1906年ダブリン生まれのサミュエル・ベケットは、第二次世界大戦を経験しました。翻訳者・岡室美奈子氏は、彼にとって「不条理」とは難解な思想ではなく、きわめてリアルな世界の見え方だったと語ります。『エンドゲーム』の舞台は核戦争後のシェルターとも言われ、灰色の終焉の世界が描かれます。不条理とは社会の理屈に合わないこと。私たちの日常にもそれは潜んでいます。あなたは、どんな不条理と共に生きていますか?
2025年の私たちは、性別に関係なく「俳優」と呼ぶようになりました。それは、よりよく生きるために積み重ねられてきた努力の一つです。『楽屋』には四人の「女優」が登場します。1977年当時の「女優」が背負っていた意味を私たちはもう理解できないかもしれない。けれど、その苦しみを「人間」のものとして受け取ることはできるかもしれません。そのような1つの新しい挑戦として『楽屋』を上演します。
