舞踊
アーカイブのみ

すさび-岩名雅記独舞

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すさび-岩名雅記独舞

1989年パリで初演。「すさび」は「遊び」の意。ダンスシリーズ「装束は水」の一作で、同シリーズの「あわひ」にあらわれた自愛の構造を、能「井筒」に依拠して具体化。性愛の豊饒さと危機感を、七分目に水を入れた5~6個のコップの上に置いた1m四方・厚さ6ミリのガラス板の上で踊る。パリ公演でガラス板を打ち抜いてしまった事件は、2017年に岩名が発表した長編劇映画第4作 「シャルロット すさび」のモチーフのひとつとなっている。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
若松萌野
権利処理状況
アーカイブのみ

作品情報

上演情報
1989/10/9(Mon)~1989/10/10(Tue)Studio 200(東京都)
出演者・
スタッフ
出演
岩名 雅記(La Maison du Butoh Blanc)

上演団体情報

1979年から1991年まで西武百貨店池袋店8階にあった座席数186席の多目的スペース。80年代の先鋭的文化の発信地として、実験映画、ヴィデオ・アート、音楽、ダンスなどから講演や演芸まで、「新しい体験教室」と銘打って12年間で1000本以上のプログラムが開催された。そのジャンル越境的な活動の様子は、『スタジオ200活動誌1979-1991』(1991年、西武百貨店発行)に詳しい。

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