(フライヤーより)
人間の愛やいのちの悲しさ、それにかかわる人間のおろかさ、切なさなどの問題を、きわめてシンプルに、しかも限りなく深く問うドラマ。それがこの「夕鶴」です。
1949年から1000回もの公演を重ねてきたその舞台は、民話劇でも新劇でもない、まったく独特な「日本の芸」を見せてくれます。一つ一つ練りあげられ磨きあげられた科白の、そして動きの素晴らしさに接すれば、公演のたびに観客の心を魅了し、二度にわたる朝日賞受賞('74年度山本安英・'85年度木下順二)をはじめ、数々の賞に輝いた理由を、きっとからだで感じていただけることでしょう。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
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