(フライヤーより)
アメリカからヨーロッパへと発信されたダンスは、いま様々な国で受信されて同時多発に演舞をはじめた。まるで21世紀のダンスシーンを予感させるように………。
様々なダンスシーンを展開してきた青山円形劇場は、世界最大のシャンパンハウス モエ・エ・シャンドン社の特別協賛を得て、ヌーベル・ダンスの新しい潮流──マリレン・ブルーケール・ダンス・カンパニーICOSAÉDREの初来日公演を1992年の新春2月に発信します。
オリヴィエ・メシアンに師事し、現在パリで活躍中の作曲家──吉田進の「木霊(こだま)」「空蝉(うつせみ)」などを上演し、ヨーロッパ、アメリカでヌーベルダンスの新しい潮流として注目を集めているマリレン・ブルーケール・ダンス・カンパニーICOSAÉDREの来日公演は、わが国にもダンスの大きなうねりを起こすことでしょう。
プログラムA
2月18日(火)〜2月20日(木)
1)「はかない肖像」EPHEMERE EFFIGIE〜吉田進作曲の〈空蝉〉による〜
2)「想いで、塩を含んだ歩みの下で」SOUS L’AVANCÉ SALINE DES SOUVENIRS
3)「壁がおしゃべりする時」QUAND LES MURS PARLENT
プログラムB
2月21日(金)〜2月23日(日)
1)「木霊」KODAMA L’ESPRIT DE L’ARBRE〜吉田進作曲の独奏ヴァイオリンのための同名曲による〜
2)「投影」SPIEGELBILD
3)「壁がおしゃべりする時」QUAND LES MURS PARLENT
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
国際児童年(1979年)を記念し、厚生省が計画、建設した児童のための総合施設で、1985年11月に開館、2015年3月に閉館した。演劇・音楽・舞踊の各分野において児童・青少年の文化の向上のための公演や普及プログラム、世界の多様な文化芸術との交流等を通して、日本の舞台芸術創造活動が活性化する事を目的とした自主事業を行った。話題性や注目度の高い企画、作品を制作し発表して、舞台芸術の各分野で旗印的な公演を行うことで演劇・音楽・舞踊の各分野の活性化に貢献した。
(フライヤーより)親子の愛情、自然と人間とのかかわりは普遍のテーマ。世界にも名高い日本児童文学の名作を、初のミュージカル化。音楽も踊りも、すべて純ニッポン・オリジナル!
(フライヤーより)「モノ」と「ヒト」と「オト」の不思議空間
(フライヤーより抜粋)シェークスピア悲劇を大胆な無言劇にアレンジした「マクベス」では、自らが仮面を被って王を演じながら夫人の人形を操り、権力欲につかれて破滅していく男のもろさや悲しさを見せます。「ミッシング」は武将が生死の境でまどろみ始めた時、女にいざなわれ天界へ行き不思議な体験をして生き返る物語で、三島由紀夫の小説や溝口健二の映画「雨月物語」にインスピレーションを受けたオリジナル作品です。2作品
(フライヤーより)「このままこいつと結婚するんだろうなぁ……」そんな風に、マンネリしていた田山と恋人たま子。2人を引き裂いたのは、たま子の突然の死だった。悲しむでもなく、結構楽しく日常生活を送る田山をこっそり見守るたま子。そんなたま子を、天国へ連れて行こうとあの手この手で説得する天使・巴。-「死んだ人間は無力なんです」「納得いかないんだよなぁ」-’89年に東京サンシャインボーイズが上演、今年7月に
